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NURSING

看護助手は医療事務の仕事もやるの?

ぼくは精神科病院に9年間勤めていました。そんなプロ看護助手だったぼくがお答えします。

看護助手は基本的に

  • 病棟内で看護師さんの補助作業
  • 患者さんの介護

これらが主な仕事です。

それ以外には医療事務というか、お金の計算や備品の発注もあるようです。

お金の計算

上記で「あるようです。」と言ったのは、ぼくが病院に就職したときは患者さんのお金の管理は看護師さんがおこなっていました。それ以前は看護助手がおこなっていたようです。

 

患者さんによっては、看護師が付き添いで売店へお買い物に行きます。これも以前は看護助手の仕事だったようです。

ちょっとした日用品もそうですが、患者さんはおやつを楽しみにしてましたねぇ。

お金を自分で管理している患者さんもいれば、ナースステーションに預けて管理してほしいという患者さんもいます。ちなみに管理費に50円/日かかってました。10日で500円、1ヶ月で1,500円もかかります。その分、好きなおやつ買えばいいのに。

 

こうした買い物のレシートをパソコンに入力するという仕事もあったようです。

病院によってこうした細かい作業はどう分担されているのかわかりませんが、看護助手でも事務的な作業はあります。

備品の発注

主に

  • おむつ類
  • リネン類

の在庫管理や発注があります。

おむつ類

おむつ類に関しては、倉庫に常に「こんなに使う!?」ってくらい備蓄していましたね。そもそも排便が多い患者さん、お腹を壊しちゃう患者さん、看護師さんによっては1回のおむつ交換に3枚くらい尿とりパッドを使っていましたね。

あと尿とりパッドは吸水性がいいので、廊下などで放尿してしまった際の処理として重宝していたりします。めったにありませんが、ケガをしたときの止血としても使えたりしますね。

週1回、病院全体で使うおむつをFAXで発注していました。こうした発注〜納品までの作業も看護助手がおこなっていました。

リネン類

リネン類は

  • シーツ
  • ベッドパッド
  • ふとんカバー
  • まくらカバー
  • まくら
  • 病衣

などを管理します。

毎週火曜日がシーツ交換の日でした。朝イチで患者さん全員のシーツ交換をおこないます。

シーツ、ふとんカバー、まくらカバーはこの火曜日に全部交換します。

まくらとベッドパッドはひどく汚れてしまったとき(出血、体液など)に交換し、病衣は入浴後や失便時に交換してました。

こうしたリネン類もおむつ類同様に、使用数が予測できない場合があります。冬になるとおむつ類をたくさん使うというのはなんとなく予測できますが、急変時はいつ来るかわかりません。

不測の事態を考慮して、在庫は常にたくさん用意しておきます。その際も多くなりすぎても置き場所がなかったり、経費の負担にもなるのでバランスが必要です。徐々に感覚的にわかってきますが。

リネン類も業者にFAXで発注していました。

おわりに

看護助手も医療事務ってやるの?ということに対して、主に

  • おむつ類の発注、在庫管理
  • リネン類の発注、在庫管理

くらいなものですね。医療事務というか業務ですけどw

簡単な書類を1枚つくるくらい、看護助手もパソコンはつかいます。

でも医療事務というほどではないので、各病院であつかっているテンプレート通りに書類作成すれば問題ありません。

なのでパソコンがまったく使えないという方でも、その都度おそわればなんの問題もありません。

患者さんも職員も気持ちよく過ごせるような管理業務も看護助手の大事な役目です。

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