この記事で解決できる悩み
・看護師の資格を持っているなら、待遇面はどうなるの?
・看護助手として入ったら、周りの看護師の目が気になる
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
閉鎖病棟、精神科の看護助手9年の経験からお話します。
この記事を読むことで、実際に同じような人はいるのかを知ることができます。
「看護師資格はあるけど、看護助手として働きたい」という希望を叶えるための参考になれば嬉しいです。
看護師の資格を持ってるけど看護助手として働いている人っているの?
先日、以下のツイートを見かけました。
前働いてた病院の看護助手さん、実は看護師免許を持ってる人だったんだよね😃
看護師として働いたときに、責任の重さに耐えられなくなって辞めてしまったと。
でも、病院で働くのは好きだから、助手という立場で復帰したんだって🎊
こんな働き方もあるんだね😊
— もちゆきナース (@yuki140041) November 19, 2020
このツイートの「責任の重さに耐えられず退職し、助手として復帰した」というのは素晴らしいですね。
しっかりと自分を俯瞰して行動できる人なんだという印象です。
看護師は誰もができる仕事ではないため、実はその重圧に耐えられないという有資格者も少なくないようです。
経験談
僕が以前勤めていた病院では、准看護師の資格を持ちながら看護助手として働いていた人がいました。
直接本人に聞いたわけではありませんが、性格的に責任の重さに耐えきれなかったのだと思います。
でもその人は助手としてイキイキと仕事をしておられたので、それでいいですよね。
看護師の資格を持っているなら、待遇面はどうなるの?
有資格者を優遇されるかは、病院の規定で決まっているものに従うしかありません。
看護師の資格を持っていれば、待遇の良い職場で働きたいのは当然ですよね。
資格を考慮されるのであれば、もちろん給料は高いほうがうれしいですし。
でも報酬が優遇されても、ストレスに耐えながら看護師を続けるというのであれば、他を考えたほうがいいと思います。
最優先すべきは、無理なく続けられる仕事環境だと思いますよ。
看護助手として入ったら、周りの看護師の目が気になる
「気にしない」というのが結論になります。
でもストレスを抱えて居づらくなるのもイヤだと思うので、どうしても気になるなら転職しましょう。
気が合わない上司や同僚に付き合っているのは時間の無駄です。
「そんな簡単に...」と思われますが、看護師の資格を持っているのなら引く手あまたです。
ご時世的にも看護師不足ですし、地方の求人なんてのもいくらでもあります。
よく退職できない理由として「辞めたら職場に迷惑がかかる」と言われますが、あなたの人生は職場中心に回っているのではありません。
自分の環境は自分で決めればいいんです。
看護師資格を持っていても、看護師で働く必要はない
看護師の資格を持っていても、必ずしも看護師の仕事に就かなくてはならない事はありません。
「看護師の資格を活かしたい!」と思うのは素晴らしいです。
しかしそれがストレスを抱えながらだと「自分には看護師しかない」という思いが強くなり、自身を縛ることになります。
元を取るための時間こそ無駄
看護師の資格取得には
- 准看護師の場合、看護学校(准看護師養成所)に2年間
- 正看護師の場合、さらに看護短期大学か看護専門学校に3年間
これだけの時間がかかります。
この2年〜5年の時間を無駄にしないために、そのさき何年も何年もず〜っとストレスを抱えて看護師を続けている人を見てきました。
そうした人は思考も固執してしまっているので、看護師で働く以外の選択は考えたこともないのでしょう。
時には過ぎ去ったものを躊躇なく手放すことも必要です。
さいごに
看護師は尊いお仕事です。献身的な気持ちがないと、そもそも看護師にはなれないでしょう。
しかし、いつしか看護師の仕事と職場に固執してしまって、転職できずにいる人もいます。
優先すべきは、あなた自身の意思です。
看護師を続けた先には、あなた自身も幸せに暮らせる選択をしてもらいたいです。